早暁の警策の音冴返る 郁生
皺の手のすばやく動き毛糸編む 昭子
豆撒くや鬼になる父笑ふ母 昭子
夜の明けて風花ひとつ佳き日なれ 耕一
豆を打つ園児の声の鬼は外 耕一
日脚伸ぶ近づくものの気配とも ひな女
ほろ酔ひの人を照らして冬の月 礼子
熱燗や児との話のちぐはぐに 睦夫
焼芋の匂ひのとどく上野駅 睦夫
春来るポケモンの絵馬抱かれ吊る 隆一郎
蠟梅の山ほどほどに賑はひて 雷児
潮風に煽られどほしどんどの火 雷児
皺の手のすばやく動き毛糸編む 昭子
豆撒くや鬼になる父笑ふ母 昭子
夜の明けて風花ひとつ佳き日なれ 耕一
豆を打つ園児の声の鬼は外 耕一
日脚伸ぶ近づくものの気配とも ひな女
ほろ酔ひの人を照らして冬の月 礼子
熱燗や児との話のちぐはぐに 睦夫
焼芋の匂ひのとどく上野駅 睦夫
春来るポケモンの絵馬抱かれ吊る 隆一郎
蠟梅の山ほどほどに賑はひて 雷児
潮風に煽られどほしどんどの火 雷児
# by kurakukaii575 | 2015-02-26 11:49 | 句会報告